星って使いやすい言葉だよね

阪神タイガースはまず一勝。
御嶽海は千秋楽を残して9勝5敗。
そして、自分にはやりたいことが山積み。
埋もれる。
埋もれるので、アサヒスーパードライ135ml缶を一本飲み、その勢いで無駄なことをしたくなる。
埋もれていた本の中から、一番役に立たない、感動しない、読んでも誰も褒めてくれない一冊を読むことにする。

『星への帰還』エーリッヒ・フォン・デニケン(角川文庫、1971年 金森誠也訳)。

デニケン。そう、あのデニケンである。
高遠の古本祭りに行った時、百円で軒先に曝されていた奴だ。
で、「読もう」と思いついたのが昨夜の夜11時過ぎ。

それから一時間と少し。

本当に無駄な時間を消費した。
ここまで無意味な読書というものは、なかなかできる行為じゃない。
筆者は、間違いなく病気だ。
狂信的、ではなく、自分でも信じていない嘘を平気でつける病気だ。
だけど某と学会の頭のいい人たちみたいに、嘲笑の対象にはしたくない。
たぶんデニケンさん、しょうもない人なんだろう。
そのしょうもなさは、本当にかなしい病気だと思うからだ。
もちろん、自分が病気だから言う訳じゃない。
人間は、みな病気だ。

個人的に、

「それからどうなったのだ? これらの発掘物は人類学的、考古学的に解明できないものを集めた倉庫におさめられ忘却されたのか?」
「すんでのところで!」

のくだりがツボでした。

コメント