ふたりは

「関係」が好きである。
火花を散らすような、魂と魂のぶつかり合いが好きである。
そのぶつかり合いが、暴力的な飛躍で、関係ですらなくなってしまう事態が、特に好きだった。
「一」というものに強く惹かれていたのかも知れない。

で、何の話かというと百合が好きで、プリキュアは百合だと思っている。
別に恋じゃなくても、友情でも、『ふたりはプリキュア』の「ふたりの世界」が好きだった。
以来、ずっとプリキュアは百合視点でしか見ていない。
きのうBS11で再放送していた『スマイルプリキュア!』のシンデレラ回、演出が三塚雅人さんだった。
だから、三塚さん監督の『魔法つかいプリキュア!』には悶えるほど希求しても良いはずなのに、何か割と平穏な気持ちで今(朝7時30分過ぎ)、放送を待っている。
このプリキュアは良かったとか悪かったとか、そういう議論に興味はない。
それにまほプリの評価を下すのはまだ早すぎる。
ただ、僕の中で何かが変わっただけなのだ。
(13年経つんである。そりゃ変わらなきゃ嘘だ)
魂と魂のぶつかり合いが、こっちの三次元でも出来るんじゃないかという、当たり前と言えば当たり前の結論に達したのだった。
「二」でもいいのだと思ったのかも知れない。

ただ、プリキュアは見る。
人生を救ってもらったものが、プリキュアだったからだ。
百合として見る。
「人と関わる」ということを教えてもらったもののひとつが、百合だったからだ。
早く言ってしまえば、プリキュアも百合もまだまだ好きなのだった。

最後に二言。
ほのなぎ至高。
みゆれい最高。

コメント