リバーワールド

混沌は構造化されている

 

八月二十二日

　明日も柔術の練習がない。八月いっぱいはお休み。みんなコロ助のせいである。ブラジリアン柔術というのは密室に人が集まって薄着（道場着）で抱きしめあったり腹を顔で押し付けあったり気管をふさぎあったりする。三密どころの話ではないんである。

（普段から、衛生には物凄く気を使っている、うちの道場）　

　そんなわけで、と言うのが理由のすべてではないが、『川柳句集　リバー・ワールド』作ってる。

　これがまた、体力けずる作業で、自分が日々衰えてくのがわかる。道場最弱が、さらに弱さに磨きをかけるのである。一昨日から左肘を痛めて腕立て伏せもできないし。ってお前の本業なんなんだ。

　川柳である。

　川柳句集を編んでるんである。

「お、これいい句じゃん」と思ったも刹那、「うわ！　やっぱこれ駄目だよ！」から「これで良かったのだろうか？」から「そもそも自分なんかが句集を出そうと企んだこと自体間違ってるんじゃないのか？」に行き着くまではショートカットが確立している。やな確立だ。

　でも「あ、やっぱこれいいじゃん！」にまた戻るから、この作業に果てしがないのだった。

　沼である。

　沼のほとりに立つ、と言うより、「底が丸見えの底無し沼」に素潜りで飛び込んでるようなものだ。

　保ってくれよ、自分。

　で、最初「１００１句の句集にしたい」などと言っていたが、現在、選句が「１１１１句」より先に削れない。

　困った。と言うほど困っていないが、どうするよ、１１１１句で行っちゃう？　そんな需要あるのかな、「そもそも自分なんかが句集を出そうと企んだこと自体」、はいショートカット。

　そんなわけで現在奮闘中。奮闘したからって「いいもの」が作れるわけじゃないことは承知だけど、とにかく完全燃焼します。今から燃え尽き症候群が怖い。やる前から負けること考える馬鹿いるかよ。ネタが古いな。

　そういえば藤浪晋太郎投手、おめでとう。全く阪神のこと忘れてPCに向かってました。今年は優勝ですね（夢を語るのに課金はされるかもしれないが、税金は取られない、たぶん）。

　比較するのもおこがましいですが、僕も頑張るよ！　田舎はデイリー売ってないのでニッカン買いました。

　川柳も（やる側）柔術も（少しかじっている側）野球も（無責任に見る側）あるべきものがあるべきところに収まりますように。二十四時間戦ってます。

　句集『リバー・ワールド』、もう少し待っててください！！　今日は特に書くことがなかったので露骨に宣伝します！！　２４時間テレビと絡ませたかったけど無理でした！　もう少し作業してから腹筋して寝ます。

　　しあわせの図鑑半分ほどくれた　　大祐