火星の砂(をつかんで立ち上がれ)

名前はもうすでに有る。生涯を呪われよ


八月二十五日

 朝起きて、体操行って、カレー作って、体調崩して寝ていた。

 とりあえず1001句まとまったので、「ほっ」としたのかもしれない。いや間違いなくそうなんだろう。

 ぼおーっとしてた。

 句も作らず、本も読まず、筋トレもせず、何にもしないで、ぼおーっとしてた。

 三十分以上そんな時間を作ったの、何ヶ月ぶりだろう。

 人との比較じゃなくて、 自分なりによく頑張ったと思う。

 パートナー(というか、千春さんだけど)に、「とくにこの二、三週間、嵐を見てるみたいだった」と言われる。

 ジャニーズの方の? 高木功の方の? と訊き返そうとしたが、どちらでもないですね。わかっています。

 どうも自分、間隔を置いて「がーっ」と走り出してしまう癖があるらしい。というかそういう自分の追い込み方が好きで、今回も楽しんでA・RA・SHI(×2)おーいえーしていた節はある。

 本人はそれでご満悦かもしれないが、一緒に生活してる人はたまったもんじゃないだろう。

 ごめん! 照れくさいからネットを通じて言うよ! 嘘くさいですね! そう嘘です、まだやる気ですこの元糞お坊ちゃんのおっさんは!

 と言うわけで九月は句集作りの仕上げをじっくりやります。

 でも倒れてたら意味ないですね。のびのびと自分のペースでやります。嘘くさいな。

 とりあえず今週は句集『リバー・ワールド』、一旦寝かせます。たぶんぼちぼちいじくってるだろうけど。そうこうしてるうちに睡眠時間がどんどん減少してくかもだけど。いやそんなことはしないです。吹けよ風、呼べよ嵐にならないようにします。本当です。僕は嘘を言ったことがないです。はいクレタ人は嘘をつかない。いやそれ違う。せめて僕は嘘しか言ったことがないとか言おうよ。そう言う問題ではない。

 とりあえずばっかりだけど、とりあえず今日は、

「昔、『プロレスラーで近所に越して来て安心なのは鶴田と藤波だけだ』とか言われてたけど、少なくとも鶴藤長天のうち、鶴田は安パイ確実として、最近の長州も天龍も誠実さが激しく伝わってくるし、むしろ隣人として困るのは庭で呪法執り行ったりするドラゴンただひとりじゃねえのか」

 というような完全に二十年前に考えておくべきことを、ぼおーっと考えた。

 それだけでも、特別な日。ささやかだけれど、役にたつこと。こういう日はカーヴァーいいよね。また働こう。


  掟にてパンチ佐藤の村逐われ  大祐(過去作・『リバー・ワールド』収録予定)

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