エクリチュールの零度 |
二月八日(深夜)
わはははは。
「挨拶のニッコリ顔に心が通う」
素晴らしい!(無表情)
素晴らしすぎて蹴りを入れるところだった。器物破損罪。そんな勲章要らねえよ。
というわけでこれは川柳なのか? スローガンなのか? 作った人をまるで知らないが、「どうでもいいや」と思っていた、あるいはそれすら思わなかった臭がしますね。
世間の求めてること・認識してることって「これ」なんだとも思うが、道ゆく人ガン無視な気もする早春。いや今早春なのかわからない、僕川柳だから季に疎い。俳句の方ごめんなさい。
というふうに人は自分に「関係がない」と思っていることにおそろしく冷淡だ。氷の微笑。一度も見たことないんだよな。多分もう見ないで人生終わる。
などということはどうでもよかった。
川柳って、需要あるの?
自分が書いてる川柳って、誰かがお金出して買ってくれるの?
という煮詰まり方をしている深夜。自分がやっていることはくだらなくないと思うくらいくだらない。けれどそれを「生き方」にしてしまったら、やるしかないじゃないですか。おじさ
ん青春の握り拳ですよ。という喩えを出すところがもう老人の域に入りつつある。少し大袈裟に言いました。まだギリギリ46歳です。バカボンのパパより5歳年上。タリラリラーン。
で、なんでこんなこと書いてるかというと、第二句集出ます。
川柳句集『リバー・ワールド(仮題)』書肆侃侃房さんから三月下旬に発売予定。
それまでにやることが目白押し! 目黒のさんまは食べたことがない! そんなことはどうでもいい!
とりあえず投げれるだけの弾は投げ尽くしました。正確に言うとまだ投げてます。
「挨拶のニッコリ顔に心が通う」
あー、滅ぼしてー。
滅した後のビジョンがないのが革命家らしい。革命家なのか俺。銀髪のロベスピエール。このネタわかる人、あたり前田のニールキックと思ってください。例によって意味はありません。
まあとにかく、タイトルの再考とか、ページ数の見直しとか、あとがきとか、やらなきゃいけないことを山積みにして、結局今日(きのう)何もしなかった。石を投げないでください。
完成はさせます! 期待は裏切るかもしれないけど意表をつく裏切り方のつもり! 裏切り者の名を受けて、とりあえず明日(きょう)から頑張ります!
寝付けなかったので書いたけど、自分と世界の関係がいまだにわからない。わかることはないんじゃないかと思う、と言うことで「リバー・ワールド」です。夜露死苦! だからなぜ。
写生句のすべて曲がっていないビル 大祐
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